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ギデオン サンドバック

ジッパー

正式名称は「フックなしファスナー第2号」

今日、ジッパーは最も普及しているファスナーで、衣料、バッグなど様々な商品に使われています。

 

改善に改善を重ねる

1914年、米国特許庁はスウェーデン系アメリカ人発明家のギデオン サンドバックの出願を受理しました。サンドバックは、エンジニアの間では20年以上も知られていた、かみ合せた歯によるファスナーのアイデアをさらに洗練させたのです。サンドバック以前に、実用に足るものを作れた人は誰もいませんでした。強度が足りなかったり、すぐに使えなくなってしまったりしたのです。


 

ある小さな改良

サンドバックの革新的な点は、それぞれの歯の下側にくぼみを付け、上部に突起を付けてその上にある歯のくぼみにしっかりと収まるようにしたことです。そうしてできた2列の歯の間の結合部は、どの歯も動いて外れてしまうことがないため、高い強度を備えていました。


 

採用が急拡大

B.F.グッドリッチは「フックレスファスナーNo.2」を商業的に使用することにした最初の会社で、1923年に差様々なオーバーシューズに使用しました。このオーバーシューズは最終的にそのファスナーをジッパーと呼ぶようになりました。その後、数年のうちにジッパーは子供服に使われるようになりました。ジッパーを使えば子どもが自分で服を着ることができるとメーカーが気づいたからです。

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