先駆者たち / ダイソンのエンジニア

ショーン、ダイソン リライアビリティ・エンジニア

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ショーンがなりたかったものは、消防士、パイロット、自動車レーサー、そして宇宙飛行士でした。スピードと冒険、そして自分の周りにある世界に魅せられたのです。彼はあらゆるものの仕組みを知りたいと考えました。「私が5歳の時、母親はエンジニアとはどんなものであるのかを私に教えてくれました。自分もいつかエンジニアになろうと決意したのはその時です」。

学校で彼を引き付けたのは美術と科学でした。美術が好きだった理由は、自分がクリエイティブになることができ、ゼロから何かを作り出せるからでした。科学もクリエイティブになれる教科のひとつでしたが、生まれつきの競争心を発揮する場でもありました。「科学が好きだったのですが、毎年ある学校の科学展で、続けて同じ生徒のグループに負けてしまいました。転機が訪れたのは3年生の時でした。3年生から8年生まで、すべての科学展で優勝したのです! 学校の代表として、市内の科学コンテストに参加したこともありました」。

ダイソンでは機械エンジニアを務めています。数多くの職責がありますが、職務の中心となるのが米国とカナダに関する信頼性テストです。これは非常に実務的な仕事です。この仕事で最も素晴らしい点は、常に学ぶことができる環境があるということです。仕事のやり方に制約は全くありません。私たちはひたすら、行う仕事の全てをより良いものにしようと努めています。

私にとって機械エンジニアリングが最も魅力的だったのは、最も色々なものに応用できる分野だったからです。化学や電気、あるいは航空宇宙の分野に手を広げようと思えば、取得している学位をもってすれば可能です。「機械エンジニアリングのバックグラウンドがあるおかげで、ほとんどいつでも、世界の事象の仕組みについて理解していると自信を持って言うことができます。そのことを私は非常に誇らしく思っています」。

ダイソンマシンのテストをしていない時、私はたいてい速度のある乗り物に乗ることを楽しんでいます。13歳に初めてロードバイクに乗ったのですが、その時の感じは二度と味わえません。それほどのスピードでした。しかし速さへの愛情は自転車にとどまりません。私は今でも子どもの頃の夢のひとつを諦めていないのです。「状況さえ整えば、F1レーサーになりたいと考えています」。