先駆者たち

回転ドア

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セオフィラス ヴァン カネルは、開いたドアを押さえておくという、礼儀正しいとされる行為が好きではありませんでした。そこで彼は、そうする必要をなくしてしまうドアを発明しようと決心したのです。
回転ドアは、円筒形の区画内で中心軸の周りを回転する3枚もしくは4枚のパネルで構成されます。ドアはパネルを人の手で押すか、モーターを使って自動的に回転させることによって動作します。
回転ドアは、建物への入場と退場という2種類の明確な動線を作り出します。これが混雑を緩和し、衝突を防止するのです。もう、自分よりも先に他人を通してあげる必要はありません。
礼儀正しい行為に関してはさておくとしても、回転ドアは気密性を保つ機能も備えており、空気が建物内から出て行くのを防止します。これによって冷暖房の費用を最小限に抑えることができます。
マルムズベリーにあるダイソンのデザイン開発研究所では、回転ドアをセキュリティ装置として利用しています。1度に1人だけしか通れないため、通常のドアで可能なように、人の後ろにぴったりと付いて不正に侵入することが困難になっています。