ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA:英国王立美術大学)のダイソン・ビルディング

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ジェームズ ダイソンは、バタシーにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)の新しい校舎の屋上に上り、デザインとエンジニアリングへの支援を訴えました。この「仕上げ」のセレモニーは、ジェームズ ダイソン財団が800万ドルを寄付した、新しいダイソン・ビルディングの最も高い部分が完成したことを記念するものでした。

ロンドンとテムズ川を望む、素晴らしい景色の中で完成セレモニーを行ったジェームズ ダイソンは、デザインとエンジニアリングの学位課程への保護の拡充を訴えました。授業料が引き上げられ、大学が予算の削減に苦しむ中、彼はデザインとテクノロジーの優秀性を保護することの重要性を強調したのです。

この建物は講堂やギャラリースペース、スタジオの他、40のインキュベーター室があり、英国の次世代を担うデザインエンジニアたちが自分たちでベンチャー事業に乗り出せるよう支援しています。優れたアイディアをビジネスの専門知識の面で支援するという発想は、不況の中、紙パックを必要としない掃除機の技術を開発して事業を起こそうと決意したジェームズ ダイソン自身の経験から生まれたものです。彼は次のように語っています。「国民全体が、リスクを冒すことを怖がるようになっていますが、実験と失敗によってこそ、新たなアイディアが生まれるのです。若者たちには、独創的であるための自信と、大胆であるための支援が必要なのです」。

RCAのインキュベーター施設は、新しい事業のアイディアが最も支援を必要とする時期に、適切な環境とリソース、精神的なサポートを提供しています。現在の英国では、世界が望むような発明を創造し、輸出する必要が今まで以上に高まっています。同校の学長であるポール トンプソン博士は次のように語っています。「今日、この施設を完成させ、学生とスタッフ、デザインの起業家たちが最先端の施設で学び、働けるようになったことで、RCAに関わる数多くの人々の夢が実現したのです」。